ロンドン五輪で日本が使うインペリアル大学ってどんなところ?

インペリアル大学のキャンパスの一部。日本オリンピック委員会JOC)がロンドン五輪期間中に、活動拠点を置くことになったインペリアル大学。JOCは同大学内のスポーツ施設や寮を、選手の練習用スペースや手当、五輪公園内の選手村に入れないコーチやスタッフの宿泊場所として借りる予定だ。インペリアル大学とはどのような大学なのだろうか。

1907年に創立された同大学は、元はロンドン大学を構成する一つのカレッジだったが、2007年に独立。現在に至っている。キャンパスはロンドン市内南西部、高級住宅街が広がるサウスケンジントンを中心に建てられており周辺の治安は良い。医学、自然科学、工学の分野を専門としておりビジネス・スクールも有名だ。英タイムズ紙が発表する最新の世界大学ランキングでは8位、英ガーディアン紙のものでは英国内で13位に位置づけられた。同大学によれば、JOCは五輪前の合宿地としてイングランド中部にあるラフバラ大学の施設を使うが、そのラフバラ大学を介してインペリアル大学と提携したという。

JOCが借りる予定の建物は、800を超える部屋数を備えた寮。スポーツ施設やレストラン、バーなどを併設している。スポーツ施設内にはトレーニング・ジムをはじめエクササイズ用スタジオ、サウナ、スカッシュコート3面、バドミントンコートを5面取れるスポーツホール、9mのロッククライミング用人工壁も設けられている。寮の個室は白壁とシンプルな家具でスマートにまとめられ、サウスケンジントンという場所柄、住環境も静かだ。

さらにJOCの情報拠点となる「ジャパンハウス」は、7月27日から8月12日までの17日間、王立航空協会の本部がある「4ハミルトン・プレイス」に設置される。地上1階から3階および地下を合わせたフロア面積約700平方メートルを借り上げ、スポンサーやJOC関係者への応対、2020年五輪の招致活動、日本人選手の記者会見、競技情報の提供、日本に関するイベントなどがおこなわれる。ジャパンハウスは前回の北京五輪で初めて一般に開放された。今回も施設内1階部分が開かれ、日本に関する情報を発信する予定だ。地理的にもインペリアル大学とジャパンハウス、そして在ロンドン日本国大使館は、通りに沿ってほぼ一直線上にある。各施設をつなぐ往来の便も良さそうだ。


http://news.livedoor.com/article/detail/6670952/
※この記事の著作権は配信元に帰属します



血糖値を下げる方法
ヘアアイロン 激安ショップ
ヘアアイロン 激安